つけるだけで不眠が改善する「睡眠日記」の書き方

睡眠と覚醒を含め、1日の間に起こる私たちのすべての細胞と組織の変動には一定の規則性があります。これを「生体リズム」といいます。血液の成分や脳内物質、ホルモンの分泌なども、生体リズムに従って変動しています。不眠や睡眠障害は、この生体リズムの乱れが原因している可能性もあり、最も効果的な改善策は、朝日を浴びることです。

不眠に苦しむ患者さんはたくさんいますが、眠れない、つらいという不安で頭がいっぱいで、具体的に、この1週間、毎夜、何時から何時まで眠っていたか、昼寝や通勤電車でのうたた寝や、土日の寝だめなどで計何時間眠ったかと聞いて、答えられる人は少ないものです。人は、自分の睡眠について客観的には把握できていないことが多いのです。 

そこで、不眠や睡眠障害に悩む人には、ぜひ「睡眠日記」をつけてみることをおすすめします。少なくとも1週間、できれば2週間分の自分の睡眠を記録してみてください。それで、自分白身の睡眠のリズムや質が一目瞭然になります。軽い不眠状態なら、記録した「睡眠日記」を自分の目で見ることだけで改善することもあります。

というのは、不眠の多くは「今日は眠れるだろうか」と心配するあまり、ついつい「眠らなくては」というプレッシャーをかけて自分を追い詰めてしまうことが、日常の精神的ストレスをさらに大きくしているから。自分でつけた睡眠日記から、昼寝やうたた寝、土日の寝だめなどをトータルすれば、それなりに睡眠をとっていることがわかり、安心して眠れるようになるわけです。 

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