うつ病や自律神経のバランスも改善してくれる快眠ハーブ「西洋オトギリソウ」

「西洋オトギリソウ」は、別名「セントこンヨーンズーワート」といい、古代ローマ時代から精神安定、消炎、鎮痛、抗うつ薬として珍重されてきた薬草です。現代でも、研究の盛んなドイツでは、うつ状態の患者には、まずこの成分が入った薬を処方するほどポピュラーな医薬品です。アメリカでは、1996年に研究が発表されて以降、よく知られるようになり、既存の抗うつ薬にかわるサプリメントとしてブームになったほどです。もちろん、ストレスに囲まれ、不眠症に悩む私たち日本人にも有用な働きがたくさんあり、日本でもアロマテラピーやハーブティー、あるいはサプリメントを利用する人が増えています。

作用としては、まず、原因不明のイライラや不安感を軽減し、心を穏やかにするほか、体内時計をゴッドロールするメラトニンの分泌を刺激し、自律神経を整えます。それによって、睡眠のリズムの乱れや、それに付随するうつ状態の改善を助けます。

不眠に悩む人たちは、床についてから、いろいろなことが頭をよぎり、そのために眠れなくなってしまう人が多いのです。不眠を治すには、それらの気がかりを考えるのをいったんやめ、リラックスすることが先決問題ですから、「西洋オトギリソウ」の精神安定効果が役に立ちます。

また更年期に差し掛かると「寝付けない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」という女性が多くなります。「西洋オトギリソウ」は、更年期特有の不安定な神経を鎮めて、快適な眠りを助け、更年期の抑うつ状態を改善する効果もあります。更年期に限らず、寝つきが悪く困っていた人がストンと眠れるようになった、眠りが深くなった、などの報告もあります。体に負担がかからないので、既存の睡眠薬には抵抗がある人でも安心して飲むことができるところも、大きなメリットでしょう。そのほか、神経痛、外傷や打撲の痛み、ストレスに起因する肩こりゃ腰痛、月経不順などの症状に幅広い効果が期待できます。

個人差はありますが、ハーブティーやサプリメントなどを飲み始めて2週間から1ヵ月ほどで効果を感じたという人が多いようですから、すぐに効果があらわれなくとも1ヵ月は規則正しく飲んでみてください。適量を飲めば副作用はほとんどなく、習慣性も依存性も認められていないので、安心して飲むことができます。ただし、西洋オトギリソウにはいくつかの医薬品との相互作用が報告されていますので、ほかの薬を服用している人は、必ず前もって医師や薬剤師にご相談ください。購入の際は、製造方法や品質について確かな信頼のある製品を選ぶことをおすすめします。 

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