体内時計と社会的時刻のすれから起こる「概日リズム睡眠障害」を治すのは太陽光

「概日リズム睡眠障害」は、誰でも発症しやすく、患者さんの数も多い睡眠障害です。「時差ぼけ」に代表されるように、体が持っている睡眠リズムが、社会的な生活時間とずれてしまうことによって起こります。

私たちの睡眠・覚醒リズムや体温やホルモンなどの約24時間のリズムを「概日リズム」といいます。本来、体は、刺激から隔離された状態では、約25時間周期の体内時計を持っています。それを、明るさや食事、学校や仕事に出かけるなどといった生活環境因子に合わせて、毎日約1時間、調整して生活しているわけです。休日が続くと、ついつい夜更かしになるのは、25時間の体内時計を、社会的要請による時刻に合わせないから、ともいえます。

ずれてしまった体内時計をリセットして社会的な時刻に合わせるには、早朝の太陽光が効果的だといわれています。体を目覚めさせるために、ちゃんと朝食をとることも大切でしょう。「睡眠日記」をつけることも概目リズム睡眠障害の改善には役立つといえます。ただし、精神生理性不眠のかたが睡眠日記をつけると、睡眠に対するこだわりを助長することになって、マイナス効果になることもありますから、気をつけてください。 

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