心と体を鍛えながら、不眠も冷え性も治す

誰でもできる「カンフーヨガ」

日本では"カンフー”といえばカンフー映画という印象が強いようですが、中国では「功夫」として、その華麗な動きと幼少からの厳しい訓練で知られています。中国武術のひとつですが、本来の目的は相手を打ち負かすことではなく、苦しい思いをして体を鍛えるのは精神力を培うため。体の訓練以上に精神力が求められ、鍛えられるのです。

カンフーは大地や空気と対話するように体を動かすので、自然に対する五感も鋭くなり、感受性も豊かになります。自分の体のすみずみまで意識が行き届くようになるため、病気や体調不良にもすぐ気がつくことができ、大事に至らずにすみます。長年の冷え性で、つま先や指先が冷たくて寝つけなかったという人が、寝る前数分のカンフーヨガで体がポカポカと温まり、自然とリラックスできてぐっすり眠れるようになったという例もあります。

本場の訓練はかなり厳しいもので、中国でもとり組む人が減ってきています。

私はカンフーのよさを日本の皆さんにも試してもらえるように手軽な「カンフーヨガ」を考案しました。カンフーのかっこいいポーズを構えるだけで、体と心が元気になります。ポイントは、指先まで意識を行き届かせること。漫然とやっていては効果が半減します。

 

「カンフーヨガ」のやり方

バランス・集中力を高める「ツルのポーズ」

片足立ちをして、両腕を美しく伸ばし、指先まで神経を行き届かせる。左右足をかえて、10秒ずつ、3回行う。

心肺機能を整える「風車のポーズ」

体の重心をのせながら下の腕を上に回し上げ、上の腕を下げる。風車の羽のように両腕が回るイメージで、流れるような動作で左右交互に10回行う。  

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