夜中のトイレが増えたら「心臓病」の疑いも

中高年になると、夜中にトイレに行きたくなって、頻繁に目が覚めるという人が多くなります。たいがいは自然な老化による変化ですが、なかには、夜間の尿意が、体の発している病気のサイン・危険信号である場合もあるので注意してください。

とくに気をつけなければいけない兆候は、夜間の頻尿(夜間に寝ついてから3回以上小使すること)と昼間の排尿回数の激減が同時に起こってくること。それは、心臓に間題が生じているというサインと考えられるからです。心臓の役目は、体のすみずみにまで血液を送ることです。

ところが、心臓が弱ると、活発に活動する部分にしか血液を送ることができなくなります。そのため、昼間は、活発に動く脳や筋肉には血液が送られますが、腎臓までは届きません。だから、腎臓の働きが低下してしまい、昼間、尿が出にくくなるわけです。夜になると、脳や筋肉は休息状態に入ります。すると腎臓に血液がめぐるようになり、夜中になって、頻繁にトイレに起きなくてはならなくなるのです。

こうした状態をはうっておくと、心臓だけでなく腎臓も機能が低下し、深刻な状態に陥ることもあります。健康のためにも快眠のためにも、思い当たる症状のあるかたは、早めに医師に相談してください。 

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